ヤーミン・チーパオ の シルクロード 

  会社辞めた組夫婦のユーラシア横断滞在記

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カスピ海の観賞魚ショップ一家にヤーミン・チーパオが出会った!
 
カスピ海を一目みたい。漁がみたい。そんな思いから、ハマダーンのバス停へ行き、カスピ海の近くの街アンザリを目指す。といっても何の情報もない。わかってるのは、地図上でアンザリという街がカスピ海に接しているということとロッテが優勝したということだけ。
 
ハマダーンのバス停で3歳の女の子がポテチをくれた。
この子との出会いがすばらしい旅へのはじまりとなった。
 
3歳の女の子の名前はヤルド。お母さんのザフロと一緒に、僕たちと同じバスに乗った。バスの中で、ヤルドと遊んでいるうちに、ザフロとも仲良くなる。ただ話せるのはペルシャ語のみ。英語は、3,4フレーズのみ。
アンザリに行きたいということは伝わった。
すると彼女は、こんなことを言ってくれた。たぶん。
『アンザリの近くの街に住んでるからうちに来い。バス停までは夫が迎えにきてくれてる。夫はカスピ海で魚を取っている。』
 
えー、すげー、行きたーい!
漁師の家に泊めてもらえる。そんな夢みたいなことがあんねやろか。
小学生のころ、『将来の夢』という欄に、
小学校卒業→中学校卒業→高校卒業→早稲田大学→漁師
と書いたことを思い出した。余談だが早稲田は漢字3文字で早稲田と読むということが好きだっただけである。
ただ、海外でその日知り合った人の家に泊めてもらうということは、なかなか難しい。コミュニケーションの問題はもちろん、その人たちが信用できる人なのかどうかの判断がつかない。ほいほいついていって、最悪の場合には騙されて身包みをはがされたりもありえる。しかし、今回に限っては、志保共々すぐ信用して甘えさせてもらうことに決めた。それは、ザフロの人柄がウソをつけない人だとわかったし、うちにきてーっと強く言ってくれたから。
 
そういうわけで、ヤーミン・チーパオのウルウル滞在記が始まった。
バス停には、約束通り旦那さん(フェレドゥーン)が迎えに来てくれた。『日本人ふたりを家に泊める。』といきなりザフロから聞かされたフェレドゥーンだが、いいよいいよと温かい笑顔で迎えてくれた。このあたりなかなか簡単にはできない。例えば、京都駅で待ち合わせをしてて、志保が『今日イラン人をふたり家に泊めるから。』と言われたら、いいよいいよとは言えても笑顔は少々引きつるはずである。
ここでひとつ訂正。あとでわかったのだがフェレドゥーンは、漁師ではなく、観賞魚ショップをやっている。ザフロがジェスチャーで、魚をどうこうとやっていたから、カスピ海沿いだし、てっきり漁師かと思ってしまった。
 
ザフロの手書きの地図によると家はカスピ海のすぐ近くらしい。
夜にフェレドゥーン家に到着したので、カスピ海は翌日みにいくことにした。
が、しかし、何か聞こえる。
ザザー、ザザザザー!
え、波じゃん!近いというか、家の裏口の5m先がカスピ海じゃん!
その日の夜は、カスピ海の波の音を聞きながら贅沢な睡眠に入っていった。
 
結局2泊3日もお世話になりっぱなしだった。
コミュニケーションに用いる単語は、僕らが知ってるペルシャ語少々とザフロが知ってる英語『アイラブユー』『ベリーグッド』『ベリーバッド』『エクスキューズミー』だけだったが、言葉が通じなくても、気持ちを十分に伝えることができた。
僕らはちゃんと会話してたし、一緒のことで笑って、一緒のことで考えた。

カスピ海沿いで暮らすフェレドゥーン一家は素朴だが愛愛愛、愛がいっぱいの一家だった。僕たちになにが幸せかしっかり教えてくれた。ありがとぅ。いつか子供をつれて会いに来たい。
 
[Photo444]フェレドゥーン(父)とヤルド(娘)
2005/10/12;カプチョール
お世話になったフェレドゥーン。
ヤルドは優しいパパのことが大好き!
今日も甘えた声で『ぱぱぁ~』
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[Photo445]ザフロと志保
2005/10/12;カプチョール
26歳のザフロ。
素直で正直で好奇心旺盛。
思ったことはハッキリ言う女の子。
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[Photo446]ヤルド特集1
2005/10/12;カプチョール
やんちゃでワンパク、それでいて官能的。
天才肌のファンキーな女の子!どことなくロッタちゃん的。
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[Photo447]ヤルド特集2
2005/10/12;カプチョール
チョコ大好き
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[Photo448]ヤルド特集3
2005/10/12;カプチョール
うぃいいいいい
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[Photo449]ヤルド特集4
2005/10/12;カプチョール
充電中
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[Photo450]ヤルド特集5
2005/10/12;カプチョール
ぬいぐるみにお乳をあげてんの
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[Photo451]ヤルド特集6
2005/10/12;カプチョール
チャドルできめて
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[Photo452]朝のカスピ海
2005/10/12;カプチョール
穏やかなカスピ海
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[Photo453]カスピアン・ベイビー
2005/10/12;カプチョール
かっわいぃ
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[Photo454]いざロシアまで!
2005/10/12;カプチョール
なんだかわからんがイカダに乗れってことになった。
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[Photo455]トゥ!
2005/10/12;カプチョール
漁師のおっちゃんたちの顔にはいい皺が刻まれてた。
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[Photo456]ザフロは美容師
2005/10/12;カプチョール
スカーフ取るから、男は立ち入り禁止。
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[Photo457]親戚一同で夕食
2005/10/12;カプチョール
大勢で囲む食卓はええもんや。うまいうまい。
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[Photo458]踊れ踊れ!
2005/10/12;カプチョール
ご飯の後に自然とダンス大会が始まった。
子供とは思えぬ、官能的なダンスと顔つきをする。
う~ん、まいった。
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[Photo459]ワシも海じゃけんね!
2005/10/13;カプチョール
波だ波!大波だぁ~!逃げろ逃げろ~!
この日のカスピ海は大荒れ!
陸の内側にあるから、てっきり穏やかなもんやとなめてた。
ごめんなさい。
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コメント

ええね。

人の情けが身にしみますなぁ。やっぱ言葉なんて関係ないなんてよく外国を旅する人々が言うけども本当なんだね。素晴らしいっす。

  • 2005/11/17(木) 12:05:23 |
  • URL |
  • まっつん #SFo5/nok
  • [編集]
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