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ヤーミン・チーパオ の シルクロード 

  会社辞めた組夫婦のユーラシア横断滞在記

 モスクワからイルクーツクへ4日目、同じコンパートメントのかわいいロシア人
アーニャが下車し、おっちゃん二人が乗ってきはった。夜、彼らと愛する夫のいびき
合唱で目がさえちゃったから、廊下に出てみた。
 廊下には同じく眠れないのか3、4にんの乗客が外を眺めている。
 車窓から見えるのは、月明かりが明るすぎて青すぎる空と、一面雪の地面まで青く
光っていて、あとは枝がえらい短いひょろ高い針葉樹林とその影の黒だけ。それが列
車が進んで遠くなったり近くなったりして移っていく。
 きれいやなー。
 これって何千年か前も同じ風景やったかなー。
 日露戦争で日本に向かう若いロシアの兵隊さんらはどんな気持ちで列車からこの景
色見たやろか。
 なんてイヤホンで爆音で中村和義をききながら思っていたら、電車がカーブして月
がみえた。発車した夜から3日連続満月で、3日もまんまるが続くんやなぁときのう
思っていたけど、あれ今日も満月?4日目やん。
 うーんとこれは現実かな夢かな、この電車どこにむかってるんやろ、今はいつかな
幕末がいいな、どっか楽しいところ行くんやな。
 ちょうど音楽がイントロで5からカウントダウンしてシュイ-ンと鳴って、電車の
音もガタゴトきこえて、なおどこか違う世界へ行く気分たっぷり。
音楽きいて感動で泣けてくる。
ほわほわーん。ぼー。

っとしてたら、雪の積もった丸太小屋集落がみえてきて、家の数が増えて、工場がみ
えて煙突から煙が出ていて鉄骨がわーと現れたので、われに返った。

不思議な素敵な体験をした。
とにかく、今日生きてるって、すばらしい。
気がついたら廊下は私ひとりやし、大きな声で歌った。
なんか晴れ晴れしくって、しばらくごろごろしたら眠れた。

[Photo723]
2006/02;
06-02-13_17-00.jpg

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コメント

幻想的やのう、、
東に向かってるから毎日満月なんかな
周りが暗くて月が大きく見えるのかな
しほの目玉借りたい

  • 2006/02/16(木) 13:30:39 |
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  • なおみ #-
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