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ヤーミン・チーパオ の シルクロード 

  会社辞めた組夫婦のユーラシア横断滞在記

またしほです。
☆和田(ホータン)
 タクラマカン砂漠の南にある大きなオアシス。玉(ぎょく)、絨毯、シルク、果物などがとっても豊富で古来より栄えてきた。白玉河と墨玉河という河に挟まれていて、そこで採れる玉の名産地で、とっても有名です。
 中国には何千年も前から玉信仰というのがあって、玉の形や色・彫刻に様々な意味があり、多くの人が今でも身に着けています。子供からヤングもお年寄りも。日本でいうお守りのようなものやけど、ファッションのひとつでもあって流行ってるし、3億人は身に着けているんじゃないかなぁほんまに。
 ここ十年ほどで、玉ブームもあって玉の値は10倍にもふくれあがったとか。いい玉は何百何千万円とするらしい。一攫千金をねらって、あとはただのこずかい稼ぎ、河原で玉を拾っては街で売買している。手に玉を握り握りしてるやつらで街中うじゃうじゃ。それは大概ウイグル人で、ウイグル人には仕事があまりないこともよくわかる。チャンスの裏で、貧富の差も大きいのです。
 そんなこと思いながらも、ちゃっかり便乗して二人してお気に入りの玉をみつけて購入。
  
☆ホータンからイエチョンへ
 ここ数日ずーーっと思い雲がのしかかって、気分までどんより。乾燥してるから雨こそあんまり降らないけど梅雨みたいなもんなんかなぁ。
 砂漠では大雨が降ったらしく、移動途中の道が3ヶ所ほどくずれていました。仮説の橋ができていて、今にも橋も落ちそう。ちょっとでもバスを軽くするため、人はバスからおりて橋をわたった。砂漠は水を吸収しないから大雨が降ると急遽砂を削って河ができて、道路なんかも飲み込んでしまいます。恵みの雨も、危険がともなっている。
 そんな砂漠の中に、2千年前、王国があったんです。砂漠が移動して消滅してしまったなんて、、、ろまんなんです。
 
☆イエチョン
 ホータンとカシュガルのまんなかの小さな街。あまり旅行者は立ち寄らない。K2への玄関。チベットへの道もあります。
 人口ほとんどがウイグル人。車よりも、ロバと馬と輪タクがまだ主流。果物がたくさんとれるみたいで、どこの商店にも瓶入りのざくろジュースやなんかが置いてある。バラもたくさん咲くみたいで、バラジュースもおいしいです。レストランでも普通にバラ茶が出されて、おいしかったなぁ。
 
[Photo099]日曜大バザール
2005/07/03;ホータン
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[Photo100]俺を撮れ!
2005/07/03;ホータン
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[Photo101]私を撮って!
2005/07/03;ホータン
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[Photo102]スイカとメロン
2005/07/03;ホータン
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[Photo103]和田玉売り
2005/07/03;ホータン
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[Photo104]シルク工場
2005/07/07;イエチョン
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[Photo105]絨毯工場
2005/07/07;イエチョン
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[Photo106]小さな小さな演奏会
2005/07/07;イエチョン
 博物館にいってみた。今まで色んな街で博物館にトライしてきたけど、半分くらいは<工事中>とか<現在ありません>。しかも工事中とかいって、工事してないし!いつできんねん!そんなんで、博物館に行く時は、あんまり期待しないで行くように心がけていました。
 イエチョンの博物館は文化センターの中にあって、でも鍵が閉まってるし前をうろちょろしてたら、こまっしゃくれた女の子が英語で話しかけてきて、なんでか丁寧に全程案内してくれた。その子は博物館の人ではないんやけど。
 博物館とはよく言ったもんで、中身は全部パネルでした。こんな博物館初めて!展示物なし!!この街はこんなすばらしいんです、みたいなことをパネルで表示してあるー。古い陶器みたいなんが置いてると思ったら、どこで採取したとかいつ頃のものとかなんにも表示なし。そのこまっしゃくれた女の子は、「many many times ago」とか説明してくれました。一つ、なんだか古めかしいバイオリンが置いてあって、妙に東西の文化が行き来したシルクロードを思わせたのみ。
 そんな文化センターも、おもしろいことがあって、ウイグル族のダンスの練習場面や、ウイグルの楽団の演奏をきかせてくれたりしました。これは他の博物館では味わえない。楽団の人が私たちを囲んで演奏してくれた。感激。きっと1週間に1組くらいしかこの博物館にはお客さん来ないと思う、イエチョンならでわの体験でした。
 それから、その文化センターの中に卓球場もあって、ただで卓球させてくれた。アイスをほおばってやってきたウイグルの太っちょの男の子と卓球しました。サーブだけすごかった。
 いい文化センターでした。
 
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[Photo107]雑貨屋
2005/07/07;イエチョン
 おっと居眠り。
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7月1日
当初、庫車(クチャ)から中国最西端のカシュガルに向かう予定だったが、日数に余裕があるのと、タクラマカン砂漠をもっと見たいという理由から、和田(ホータン)に行くことにした。
ホータンはタクラマカン砂漠の南に位置するオアシス都市だ。タクラマカン砂漠の北に位置するクチャからは、砂漠公路を通って行くことになる。この砂漠公路がものすごい。タクラマカン砂漠の真ん中をずどんと縦に貫く一本道。その距離600キロ。東京-大阪間とほぼ同じ。まったくすごいもんを作ったものだよ、中国人。
しかし、問題がひとつ。クチャからホータンへのバスがない。う~む、困った。志保と相談して、『砂漠公路までバスとタクシーを乗り継いで、路上でホータン行きのバスを待つ』という方法を選んだ。東の都市から来るホータン行きのバスは全て砂漠公路を通るはずであったので、この策は、そこまで無謀なものではなかった。
 
16:00
バスでクチャ発
 
17:30
ビュグル着 (砂漠公路北側入口に最も近い街)
 
18:00
タクシーでビュグル発
 
18:30
砂漠公路着 路上でのバス待ちスタート
 
19:00
大雨が降ってくる。
検問をしていた警察官の方をかわいい捨て犬のような眼で見つめる。
検問所の小屋に入れてもらう。
 
21:00
すごい風の音。
わりと余裕で読書など。
 
23:00
持参の食料を食べ尽くす。
『もしかして、この前は通らないんじゃ』と思い始める。
 
01:00 ここまで待ち時間:6時間30分
運命のバスに乗車。
暗闇でトラックかバスかも分からない中、検問所の警官が『停』の札を掲げてバスを止めてくれた。
 
02:00
バス故障。
『乗ってから1時間しか走ってない。』
そう思いながらも、眠りにつく。
 
08:00
起床。
タクラマカン砂漠の真ん中で、いぜん故障中。
 
10:00
いぜん故障中。
お年寄り、乳児は他のバスへ。
 
11:00
いぜん故障中。
運転手から水とナンの差し入れが配られる。
『そんなもんが届くなら、修理を呼べ、修理を!』
と思うが、空腹に負けてありがたくいただく。
 
12:00
修理隊到着。
『よっ!待ってましたっ!』
 
13:00 ここまで待ち時間:6時間30分+11時間
エンジン復活。
ブォーン、ブォーンと久々にバスの声を聞いた。
さあ出発だ。
 
13:20
昼食休憩。
『20分しか走ってへんやん!もう止まんのかよ!なんでやねん!』
乗客をすべて降ろしバスは何処かへ疾走してしまった。
 
16:00
バス戻ってくる。
『よしっ!やっと本気でホータンに向かえる』
と思ったが、バスは行かない。運転手たちの昼食らしい。
もうええわ。ホータン着かんでええわ。
 
16:30 ここまで待ち時間:6時間30分+11時間+3時間 走行時間:1時間20分
再々出発。
 
02:00
ホータン到着。
総待ち時間:20時間30分
総走行時間:11時間

ホータンは遠かった…

[Photo096]検問所の小屋
2005/07/01;砂漠公路
大らかな気分で読書に励む。
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[Photo097]我等がVIPバス
2005/07/02;砂漠公路
みんな暇なので砂漠でうんちなどをしていた。
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[Photo098]タクラマカン砂漠
2005/07/02;砂漠公路
窓の右も左も砂丘が広がる。
そうさ、ここはタクラマカン砂漠。
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  • Author: 辰巳雅敏
辰巳雅敏

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